2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「アントニーとクレオパトラ」42場 場面転換の醍醐味

「アントニーとクレオパトラ」はシェイクスピア劇の中で、最も場面数の多い悲劇である。42場で構成される。 場面転換は演劇の醍醐味。 それぞれの場面の雰囲気、対比が面白い。 1幕-1場 クレオパトラの宮殿での二人の溺愛の世界 1-4 ローマ シーザー…

「冬の夜ばなし」 コロス

「冬の夜ばなし」4幕冒頭 翼をつけた老人 時 について 砂時計を持って現れ 時の経過と王の悔悟を知らせる。 コロスとは 合唱隊 古代ギリシア劇では50人~15人 歌や踊り 朗読で状況説明。紀元前5世紀のころ衰退。近現代劇においてもイプセン、チェーホ…

役の創造 「冬物語」

左から ポリクサニーズ ハーマイアニ リオンティーズ BBC版 THE WINTER’S TALE ポリクサニーズ ボヒミア王 リオンティーズの親友 ハーマイアニ リオンティーズの妃 リオンティーズ シシリア王 主人公 写真はファーストシーン 帰国するというポリクサニーズを…