地中海に面するエフェサスの広場。二組の双子が登場。
私の見たBBCテレビ版の舞台装置は、地中海の地図がタイルか何かで地面に描いてある広場。明るいのは良かったが、何か気が散る舞台背景であった。上図、遠山静雄の指し示す舞台、似合わしい。オーチェニ・ハラショー。双子の言葉がひきたつ舞台装置。
昭和29年11月近代劇場公演、加藤長治演出、遠山静雄装置、タイムマシンがあればぜひ見に行きたいものです。
同じく、BBC版の「真夏の夜の夢」森の中を写実的に再現。見ていると、暗くて不安。台詞よりつまづかないか心配。妖精と人間が闇のなかドタバタ。誰の動きか判別に懸命になってしまう。
上図 ピーター・ブルック演出の舞台装置はシンプルで劇の進行に集中できる。