豪華絢爛なセット。どの場面も意匠がこらされている。
かつ言葉が簡潔的確。
A pair of star-cross'd lovers take their life;
カピューレット家とモンタギュー家の確執が一瞬で。わかりやすい。
殺陣の迫力十分。これだけでも見る価値十分。
連続するわかりやすい場面。モンタギュー家の夜会は婚約者となってほしいパーリスをジュリエットに見せるための会。原作にあった場面かな?
わかりやすい。着飾った美女がたくさん出てくる映画で、あ、これがヒロイン とわかるつくり。ジュリエットの中庭にロバがいた とは原作に書いてない。
ロメオは知らずにリストを読み上げてやり片思いの「ロザライン」が夜会に行くことを知る。これも観客が納得しやすい話にしてある。
視線が集まるセンターにジュリエット。
豪華で意匠が尽くされ、どの場面も見続けたい気がする。しかし、きびきびと場面は進行。脇役が上手で楽しげ。監督も役者も永遠に残る映像 と意識している のかな。贅沢な作品。