「ハムレット」解釈  冬ソナ風

オフェーリア と ハムレット ユジン と ジュンサン

恋人 しかし ・・・ 父同一の異母兄弟? 迷いで後半は大揺れ。

韓国ドラマ キム・ウニ   ユン・ウンギョン共著「冬のソナタ」。

 

オフィーリアの実父は 故、父ハムレット王。

叙述にもあるように 父ハムレット王は美男。オフィーリアは美女。

ハムレットは亡霊として父の顔を間近に見ており、オフィーリアの顔も熟視。

オフィーリア(父ポローニアスへの報告)「(ハムレットは)私の手首をしっかりとおつかみになり、もう一方の手をひたいの上にかざし、まるで絵でもお描きになるかのように私の顔を見つめていらっしゃったのです。そして腕をふり、それは悲しそうに深いため息をおつきになりました」。オフィーリアの顔と亡父の顔はうり二つ。ハムレットとオフィーリアを引き離そうという動きは大きく描かれている。オフィーリアの父も兄も渾身の引き離しに奔走。ハムレットも別れの言葉「尼寺へ行け」などと突き放しにかかっている。兄弟結婚阻止。

ハムレットも深く迷っていて 近寄ってきたポローニアスに「言葉 言葉 言葉」と言う。大学出のポローニアスとハムレットが英語で話すワケはなく、ここはギリシア語的意味で。そうすると、「ロゴス ロゴス ロゴス」「情報 論理 証明」と言ったのである。どんな情報で何を証明?

ハムレット「お前の職業は魚屋(女郎屋の亭主 福田訳 正解)模範的」
ポローニアス「え、模範的ですって?」

ハムレット「太陽(男)が死んだ犬(女)に種つけして蛆を生ますのも、それが気持ちのいい行為ならばこそ」けがれた作業(妻を王に差し出す)に手を出さず自分の子(オフィーリア)を作ったのっだから」ハムレットは論理的に考えて、オフィーリアは蛆虫であり妹であるとの証明に至ったのである。

狂気のハムレットの言動 狂気ではないのだから このように読み解けるそうです。田中重弘説。

冬ソナでジュンサンの母 カン・ミヒは沈黙を守りつつ 平然。ジュンサンとユジンは兄弟ではない。同じく母ガートルードも平然。二人は兄弟ではない。わが子ハムレットの実父は父ハムレット王ではないのだから。だからクローディアスと再婚。